Chapter 3

ドイツの田舎で日々思うこと

半年ぶりの旅行へ

義両親の金婚式のお祝い旅行へ晴れて行けることになり、久しぶりの旅行にわくわく。

今回の旅行はドイツの南西にあるSchwarzwald(黒い森)へ。我が家から黒い森までは500kmほどあり、1日で行くのはしんどいので、中間にあるBodensee(ボーデン湖)の別宅に数泊することに。

 

1週間の旅行なんて久しぶりすぎて、何を持っていけばいいんだっけ?とテンパる。しかも天気が変わりやすいこの季節、本当に着るものに困る。コートはレインコート仕様のトレンチにしよう。寒いかもだから重ね着用にユニクロのウルトラライトダウンも必要だな。そしてお祝いディナーは少しドレスアップということで、それ用の靴にバッグ、あとホテルのプール用に水着、それから義父の森へ立ち寄って鹿を見に行くかもしれないからハンティングウェア一式も、、、と本当に荷物が多い。。

 

夫は今週まるまる休暇を取っていて、今年に入ってから修理代の嵩んでいた車をついに売り、新しい車を買うことにしたらしく、その手続きのため早朝に出て行った。

 

荷造りを終え、先週注文していた豚レバーをピックアップしに馴染みの肉屋へ。ドイツ人はあまり豚レバーを食べないらしく店頭には出ていない。でも豚を仕入れる際にもちろんレバーも出るので、事前に注文すれば買うことができる。

 

500gほど注文したつもりだったが、受け取った包みには800gも入っていた… アバウトにも程がある。そもそも昨日受取りの予定だったのに、肉屋の都合で今日になってしまい、しかもこれから旅行へ出るタイミングでこんな日持ちのしない生モノを1kg近くも抱え、どうすれば良いの…

 

でも無駄にはできないので、流水で念入りに血抜きをしてからニンニクに生姜、醤油と酒を合わせたマリネ液に入れ冷凍した。冷凍庫パンパン…

 

それから冷蔵庫の中を整理して、ゴミをまとめる。我が家の地域はプラごみの回収がなく、各自プラごみの収集所へ持っていかなくてはいけない。なのでいくつか貯めてまとめて持っていくことにしてて、その間は屋外の納戸に置いておいたところ、最近ネズミに漁られた形跡があり、置けなくなってしまった。そんなこんなでゴミは外部からの侵入ができない地下の倉庫へ。田舎ならではの悩み…

 

そして最後に一通り上から下まで掃除機をかけて準備万端!義両親の迎えの車が到着して、いざ出発〜