Chapter 3

ドイツの田舎で日々思うこと

お粥と手前味噌

気温18度!ドイツもやっと春らしくなってきた。先週までは5度とか、みぞれが降ったりで本当に寒かった。

 

今日はここ数日ずっと食べたかった中華粥をつくってみた。参考にしたのは手抜きの女王のレシピ。

クリーミーな中華粥を自宅で

 

丸鶏から出汁をとるのが面倒だったので、鶏がらスープの素に帆立スープの素、それに水で戻した干しエビと戻し汁を加えたスープに、油を垂らした白米を入れてグツグツ30分ほど煮込む。仕上げにザーサイとゴマ油を回しかけて完成。

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身体が欲してた味だけあって沁みる。何杯でも食べれる。お粥は大人になってから好きになった食べもの1つ。中でも、中華粥やオートミール粥、ちょっと粒感残した雑炊なんかは大好物。ホッとする味。

 

午後からは植木のお世話。今年は4月に入ってからも雪が積もったりして、種まきのタイミングが難しかった。でも夏に収穫したい野菜はそろそろ撒かないと間に合わない。

 

今年挑戦する家庭菜園はこちら。

青じそ

・小松菜

・オクラ

ミニトマト

・イチゴ(苗)

 

青じそは毎年育てていて、夏には食べるのが追いつかないくらいたくさん獲れる比較的カンタンなお野菜。今年もしそ三昧が待ち遠しい。

ミニトマトとイチゴは夫の担当。トマトは毎年アブラムシがついて枯らしているけど、今年は新天地だし上手くいくことを祈る。

 

植えものに加えてオマケで日本のダイソーで買ってきた豆苗も仕込んだ。こっちは水栽培なのでキッチンで。夫は食べたことがないので興味津々。

 

ドイツに引っ越してから、こっちで売ってない日本の食材や調味料を自分で作ったりするうちに「自給自足」が生活に根付き、色んなものを自分で作るようになった。

 

お味噌、納豆、キムチ、ぬか漬け、たくあん、切り干し大根、乾燥キノコ(保存用)、家庭菜園の野菜やハーブなど、あとケーキやスイーツは基本的に全部手づくり。

 

手前味噌とはよく言ったもんで、自分でつくったものってのはなぜか美味しく感じる。たとえば私はアップルパイが苦手。でも初めて自分で作ったとき、美味しくて3切れも食べてしまった。でも売ってるアップルパイにはその後もまったく触手が伸びないので、別にアップルパイが好きになったという訳ではなさそう。

こればかりは本当に不思議。